Everett Katigbak - Seeing With Sound
ミュージシャンとして、キュレーターとして、環境デザイナーとして、様々なキャリアを経験してきた。facebook時代は、環境デザイナーとして活躍しながら、ミュージシャンとしての才能を活かして、テーマ音を作ってダイヤル音に採用されたりした。pinterestではブランドマネジャーとして面白いコンテンツを作って発信したりしている。ヒッチコックの映画『北北西に進路を取れ』のワンシーンをノーサウンドで与えて、みんなで推測して録音するアクティビティ。最初なみんな戸惑っていたが、なかなか面白いものができあがった。
Josh Higgins - Words As Flint
facebookのコミュニケーションデザインマネジャー。アーティストとして、使命感を持って自分がやるべきだと思うことをやってきた。その一つとして、オバマ大統領のポスターを制作してキャンペーンで使われたこともある。「好きなことをやって、世の中の役に立つべき」という名言を聞いたからこそこのような活動ができた。まわりのクリエイターから聞いた彼らの人生に影響を及ぼした名言の紹介(Tweets 1 2)。 それからセッションに参加したみんなにとっての名言のシェア。
Alissa Walker - Sidewalk Critic: Exploration, Observation, and Mid-Century Modern Architecture
GizmodoのUrbanism Editorとして活躍している。例えばLAで車を持たずに暮らすにはどうしたらいいのかを身をもって探求したり。今日はパームスプリングス周辺を歩いて、みんなで気づいたことをシェアし合おう。このへんの現代的な建築群については、ネットで調べるとすぐ出てくる(article)。
この形の屋根を"The butterfly roof"というそうだ
George Slavik - Adapting To The Job
与えられた役割をこなすということについて、ワークショップ形式でみんなに体験してもらう。4人か5人でチームを組み、それぞれのメンバーにはバンドの一つのポジションが与えられる。例えばヴォーカリストは、ペンを使うことができる。ドラマーは時間管理をして、ハサミを使うことができる。ベーシストは糊が使える。こうやってみんなで自分の役割を守りながら協力して、自分たちのバンドのコンサートポスターを作りあげる。
バンドの名前"The Hellveticas"には笑った…
Jay Jurisich - Bacteria, Brands and Ballyhoo
言葉というのはバクテリアとも似ている。最初は慣れない言葉を人々は受け入れようとしないが、一度抗原が作られると、マイナーだった言葉が一気にメジャーになったりする。様々な企業のブランド名をつけてきて得た名前や言葉に対する洞察について。例えばVirgin Airlines。最初に航空会社の名前として"Virgin"を言い出した人は誰だろうか。しかし今考えるとやったことのないことに挑戦する企業の意気込みがよく表れている。このように新しくつけるブランドの名前は半分破壊的で、半分受け入れられるようなものがちょうど良い。
Lawrence Azerrad - Design + Music
音楽を視覚化することについて。キャリアとしてRed Hot Chili Peppersの『Californication』のジャケットのデザインをしたり。メンバーが夢で見た、空が海になっている風景がもとになっている。今日はアルバム・リーフのジミー・ラヴェルに来てもらい、音楽を生で演奏してもらって、実際聴きながら音楽を視覚化する作業をしてみる。
さすがデザイナー集団であるだけのことはあって、
あっという間に素晴らしい作品が広がる。左は私の作品。
楽しい1日だったのですが、UX Designerの集まりに比べて、これこれを学びました、知りましたというまとめはしづらい感じです。どちらかというと、その場にいるからこそ得られることがたくさんあり、実践的というよりは体感的なセッションが多く、即席で出てくるアイデアやインスピレーションにたくさん触れたことでなんだかアーティスティックな気分です。明日は午前中に三つのセッションがあってコンファレンスは終わりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿